Info
 
ヨーロピアン 1 into 4
(1つに4つ入れていくパターン)
基本パターン

 ヨーロピアン 1 into 4 は、紀元前2世紀のころから使われてきたスタンダードなパターン。
 ここではこの 1 into 4 のつくり方と併せ、他のパターンを作る時にも大切なポイントを記載します。
 重要なのは、パターン名がそのままパターンを表していることです。
 例えば、「ヨーロピアン 1 into 4」というのは、1つのリンクに他の4つのリンクを通すのがパターンを展開する上で基本となります。
 たとえば、新しく加えたリンクにすでにある2つのリンクが通っていれば、2つの新しいリンクを加えます。すると、1つのリンクに4つのリンクが通ります。
 また、新しく加えたリンクにすでにある3つのリンクが通っていれば、1つだけ新しいリンクを加えます。するとやはり、1つのリンクに4つのリンクが通ります。

1a

begin


このパターンで必要なリンクは、クローズドリンク1に対し、オープンリンク1(同数)です。[1:1]

はじめましょう
Step 1

・クローズドリンク4つを1つのオープンリンクに通します。
・オープンリンクを閉じます。

1b

Step 2
レイアウト
・Step 1 の5個のリンクを下図のように広げます。
1d

Step 3
幅を広げる

・2つのクローズドリンクを1つのオープンリンクに通します。
・そのオープンリンクを下図の赤で示している端の2つのリンクに通します。
・オープンリンクを閉じます。
・このステップを繰り返し、パターンを横に広げていきます。

1e
1f

Step 4
段を増やす
・2つのクローズドリンクを1つのオープンリンクに通します。
・そのオープンリンクを下図で赤で示している端の2つのリンクに通します。
・オープンリンクを閉じます。
・新しい段をはじめる際は、同様にはじめます。
1e
1h


Step 5
Step 4で作った
段にリンクを
加える

・クローズドリンク1つ、オープンリンクに通します。
・そのオープンリンクを下図で赤で示している3つのリンクに通します。
・オープンリンクを閉じます。
・このようにして、新しい段にリンクを増やします。これを繰り返して長くしていきます。
1b
1j



最後に

このようなヨーロピアンメイルの手法では横の方向へパターンが伸び縮みが可能です。
そのため、メイルシャツとして用いることができました。
 **私どもでは実際にメイルシャツを作製したことがないので、詳しくはわかりません。ご了承下さい。

1o